NEXTA MAGAZINE

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/ 2024.04.01

  • 暮らし・住まい方

住宅のデザイン性を高める「ハイドア」の取り入れ方・実例

ギャラリーやカフェのように洗練されたデザインを自宅に取り入れるポイントは「空間の統一感」です。

天井からの下がり壁がなく、開口と建具との境目が目立ちにくい「ハイドア」。視界に入る線が縦に統一され、限られたスペースでもスッキリとした印象を与えます。居室のハイセンスな意匠を引き立たせるハイドアは、住まいに上質を求める方に注目されている建具です。

ここでは空間に溶け込むハイドアにスポットライトをあて、住まいへの取り入れ方の実例をご紹介します。

「ハイドア×LDK」建具がインテリアに溶け込む

ハイドアとは、床から天井まである背の高いドアのこと。建具上部の壁面やドア枠が目立たないため圧迫感がなく、居室のインテリアに溶け込みます。

実例|Modula深沢Ⅲ

リビングからの視点。奥に見えるのはサブバルコニーのガラスドア。そこにつながる開口部と同様に、天井までの高さがあるハイドアを採用することで、LDKのつながりを遮るものがなくなり視界が開けます。コンパクトなスペースでも整然としたイメージになるため、広々とした明るい部屋に。

スライド式のハイドアを開けると、その先の部屋との一体感が生まれ、居住空間が広がった印象になります。

関連記事:リビングを広く見せる方法ー都内の実例と狭く感じさせないポイント – Modula

実績ギャラリー|Modula平和台

壁面や家具に使用されたナチュラルな木の質感がやわらかい印象のLDK。濃い色の建具がアクセントになりながらも、ガラスのスリットが入ったハイドアを採用することで圧迫感を与えず、自然にインテリアに溶け込んでいます。

実績ギャラリー|吉祥寺南町

ホワイトの壁に、木目を生かした床材、階段、梁がアクセントになったLDK。キッチンの色味とハイドアもトータルコーディネートされ、まとまりのある洗練された空間になっています。

実績ギャラリー|Modula久我山

落ち着いた風合いのアクセントクロスを引き立てる、床材と色味の合ったハイドア。センスの良い空間に建具がなじんだ好例です。

吹き抜けのある間取りを採用すると、天井が高くなる分視界が開け、広がりのある贅沢な空間になります。上段フロアの窓から入る光も遮らないので、リビングが陽だまりのあるくつろぎの場所に。

吹き抜けが印象的なリビングにハイドアを採用することで、縦の広がりを邪魔せず空間につながりが生まれます。あえて床材よりも暗いカラーを取り入れ、ひきしめることで、高級感のある上品な印象になっています。

関連記事:リビングを吹き抜けにするメリット・デメリット

「ハイドア×クローゼット」デザイン性とともに機能性もアップ

収納にハイドアを採用することで、デザインのみならず機能性の面でもメリットが生まれます。

クローゼットの折れ戸をハイドアにした主寝室。天井と建具の開口部がピシッと揃い、整然とした美しさがあります。

実績ギャラリー|Modula久我山

見た目だけでなく、利便性の点でも優秀です。高さのある荷物も出し入れがスムーズ。大容量の収納スペースが確保できるのも魅力です。

実績ギャラリー|Modula吉祥寺南町

ナチュラルな色使いが素敵な大開口のクローゼット。開放したときに風通しが良く、湿気を逃がしやすいので大切な衣類の管理に有効です。

「ハイドア×大開口」で贅沢に広がる大空間

実績ギャラリー|Modula松庵

ワンフロアをハイドアで仕切った、2つの寝室とそれをつなぐワークスペース。ドアをあければ夢のような大空間が広がります。遮るもののない贅沢な開口が魅力的。床と同じように天井もひと続きになるため、視界が開け、奥まで広がるワンフロアが見渡せます。

「ハイドア×玄関ホール」建具の集まる場所でも洗練された印象を損なわない

扉を開けてまず目に入る玄関ホール。シューズクローゼット、収納、居室、洗面所などを配置することが多く、広さを取りにくい場所でもあります。縦の空間の広がりを感じさせることで、洗練された印象が生まれますが、ハイドアを採用すればより縦の広さが強調され、ホテルライクな玄関ホールに。

関連記事:一戸建て住宅のおしゃれな玄関実例|吹き抜け・高天井の玄関ホールの家 – Modula|注文住宅・新築分譲住宅・土地

実例|Modula世田谷経堂

広さのある玄関では、濃い色の建具が空間全体をシックにまとめています。玄関ドアとシューズボックスに色を合わせたトータルコーディネートで落ち着いた空間に。

実例|Modula深沢Ⅲ

床とドアの色味を合わせることで、建具が集まる玄関ホールもシンプルにまとまり、住宅のスタイリッシュな印象を損ないません。

実例|Modula深沢Ⅱ

大容量のシューズクローゼット。天井まで届く建具ですが淡色にしたことで、縦と奥行きが広く見え、明るい雰囲気になっています。

階段につながる玄関スペースは縦方向に空間が開けているので、天井までつながる縦長のハイドアととても相性がよい場所です。

実績ギャラリー|Modula久我山

白を基調としたエレガントな玄関ホールです。白い壁に溶けこみ、建具の存在感は消え、重厚感のあるシューズボックスと寒色で落ち着いた印象のアクセントクロスが映えています。厳選したアートも引き立ち、ホテルのロビーのように、ゲストを出迎えるのにふさわしい空間になっています。

ハイドアを採用する際の注意点

居室のトータルコーディネートの邪魔をせず、洗練された空間に溶け込むハイドア。その秘訣は天井まで届く高さがあるため、下がり壁がなくなり床面とのつながりが生まれ、統一感が出ることです。しかし、通常の建具にくらべて高さがある分面積も多くなるため、他の建具やインテリアとのバランスを工夫する必要があります。

・視界に入るドアの高さは揃える
高さが異なる建具が並んでいると、統一感がなくなるためハイドアの長所が損なわれます。

・インテリアカラーとの相性を意識する
通常の建具より面積が大きくなるため、色味にはこだわりましょう。

床や壁や淡い色味の場合、アクセントをつけて濃い色でひきしめると、ハイドアの存在感が活き、落ち着いた高級感のある部屋に。

アクセントクロスなどを採用したり、個性的な家具を取り入れたい場合は、建具そのものが目立ちすぎないよう、天井や床と色味を合わせることで、部屋の印象に溶け込む脇役として活きてきます。

Modulaで実現するギャラリーのような家

縦の印象が強く、シャープなインテリアデザインにマッチするハイドア。部屋と部屋とを隔てず、つながりを感じさせるため、限られた空間を広々と見せてくれます。

まるでギャラリーのように「上質な暮らし」を引き立てる空間。デザインの邪魔をせず、邸宅の魅力を引きだすハイドアという選択があります。

住まう人の希望を叶えるModulaでは、「自由度の高い設計×空間を最大限に活かしたデザイン」で思い描く暮らしを実現します。

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