NEXTA MAGAZINE

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/ 2022.11.07

  • SE 構法

三階建ての家を建てて後悔⁉やめたほうがいい?【メリットデメリット】

都内で理想の家を建てるために、限られた面積のなかで十分な居住スペースを確保するには「三階建て」以上の住宅が選択肢に入ります。

上へ上へと居住空間を広げることによる不便さや、管理の難しさを心配される方は多いかもしれません。 しかし事前に知っておいて対策を講じれば、三階建てならではの快適な暮らしを堪能できます。

三階建ての家にして後悔した!とならないためにも、その特徴やメリットデメリットをよく理解しておきましょう。

ここでは、後悔しない三階建て住宅を建てるための解決策と、Modulaだから叶ったスタイリッシュな三階建て住宅の実例をご紹介します。

三階建てはやめた方がいいと言われる理由【デメリットと解決策】

「三階建てはやめた方がいい」と語る方が少なくない理由は、主に移動の利便性や管理の難易度が上がることによるものです。ここでは一般的な三階建て住宅でよく語られるデメリットとその解決方法についてご紹介していきます。

階段の上り下りが大変

三階建て以上の住宅は、階段が増えるため上下階の移動の負担が大きくなります。二世帯住宅を検討している方にとっては、親世代の負担も心配なところ。

【これで解決!】将来的な間取りも考慮しましょう

二世帯住宅を予定されているなら、若い世帯は上階へ、親の生活スペースは下階へ、など間取りを工夫することで、解決するケースが多くあります。

親と暮らす予定はなくとも、年をとって自分たちの足腰が弱ってくるというケースも想定して間取りを考えましょう。主寝室を1階に配置し、3階部分はお子様が小さいうちは子ども部屋として活用し、将来的には使用頻度が少ないものを収納するスペースに変更するという解決方法もあります。

設計の段階から上下階の将来的な移動の負担を念頭に置いて、間取りを考慮すると良いでしょう。また、ホームエレベーターの導入もおすすめです。

最上階が暑い

三階建て住宅は、フロアの層が縦に重なっているため、下の階と上の階で温度差が生じやすくなります。とくに最上階である三階は、暖かい空気が上りやすいため、室温が上昇しやすいのです。

【これで解決!】空気の流れを踏まえた設計や、冷房設備の選定を慎重に行いましょう

工法や建材の進化によって近年では建物の断熱性は格段に向上しています。一昔前の住宅のように、大きな寒暖差があることは少なくなっていますが、それでも夏場は他の部屋に比べて最上階の室温が上がりやすくなる場合も。三階建て住宅では、とくに断熱性の高い仕様を選ぶのがおすすめです。

また部分的に高断熱のトリプルガラスを採用することで外気から受ける影響が大きく緩和されることもあります。室内では、吹き抜け部分の天井にシーリングファンを設置し、上下の空気をかき混ぜることでも、室内の温度差は緩和されます。

耐震性が心配

トラックや電車による振動や、風の影響など、家は日々さまざまな「揺れ」による負担を受けています。あらゆる「揺れ」の影響が蓄積されると、外壁や屋根に亀裂が生じ、倒壊する恐れも。首都直下型地震が想定されているなか、「揺れ」への対策は欠かせないポイントです。

階層が増えることで、揺れの影響を大きく受けるため、三階建て住宅はとくに耐震性をチェックしておく必要があります。

【これで解決!】工法に注目しましょう

木造の三階建てと聞くと、耐震性が心配だと思われる方も多いかもしれません。しかし構造によっては鉄筋コンクリート造にも劣らない強度を実現させた工法で建てられた家も多いのです。代表的なものに「SE構法」という工法があります。

SE構法は、木造住宅の構造に化学的な計算を取り入れた構法であり、優れた耐震性と自由度の高い設計を実現できるという特徴を持ち合わせています。

SE構法で建てられる住宅は、地震や台風等によって住宅にどのような力が生じるのか、そしてどのように変形するのかが計算されています。安心して長く住み続けるためには、家の工法にも注目しておきましょう。

※SE構法とは(Modula×SE構法)

Wi-Fiがつながりにくい

Wi-Fiの電波は、上下方向が弱いとされているため、階層が多い三階建て住宅の一階にケーブルを引いた場合、3階ではWi-Fiが繋がりにくいケースがよく見られます。

【これで解決!】2階にケーブルをひく、中継機の設置などで対策

リモートワークの増加でWi-Fiの繋がりやすさを重要視している方も多いでしょう。そうでなくてもWi-Fiが繋がりにくいことで、不便を感じる場面は多いため、工夫が必要になります。2階にケーブルを引けるようにする、中継機を使ってWi-Fiエリアを広げるなどで解決します。

外装のメンテナンスが大変

三階建て住宅は、高さがあるため外装のメンテナンスの難易度が上がります。通常、外装をメンテナンスする場合は、足場を組み、塗装や補修工事を行いますが、足場の設置や材料費などは、階層が増えるごとに高くなるものです。

【これで解決!】メンテナンス性の高い材料を選ぶ

汚れが目立ちにくかったり、防汚性に優れた材料を選ぶことでメンテナンス性はかなり良くなります。設計時にハウスメーカーとよく相談しておきましょう。

後悔しない三階建て住宅を建てるために経験豊富なハウスメーカーを選びましょう

後悔のない三階建て住宅を建てられるかどうかは、ハウスメーカー選びに大きく左右されます。将来を見据えた間取りを設計したり、室内の空気の流れや生活動線などを計算したりと、デメリットを解消する提案をするためには、豊富な経験や実績が不可欠です。信頼や実績が確かなハウスメーカーを選びましょう。

都内で三階建てが選ばれる理由【メリット】

郊外では平屋に人気が集まる一方、都内では多くの方に三階建てが選ばれています。その理由は都内で三階建て住宅を建てるメリットの多さに他なりません。

ここでは、都内で三階建て住宅が選ばれる理由についてご紹介します。

土地の高い都内でも床面積の広い家が建てられる

三階建て住宅は、上へと建て増していくので、建物全体の床面積を広げることができます。狭い土地でもフロアごとの広さも確保できるため、広々とした空間づくりが可能です。

土地の高い都内でも、床面積の広い家が建てられるため、利便性を重視した土地や、憧れの高級住宅地など、生活する場所の選択肢が広がります。

独立した空間でプライバシーが保てる

各フロアを用途に分けて使用しやすいことは大きなメリットになります。二世帯住宅や仕事部屋、勉強部屋など、プライバシーを守りたい方には、空間をはっきり分割できることは大きなメリットです。

二階建て住宅では難しかった「独立した空間」を確保し、家族全員のプライバシーが保たれます。それぞれの部屋と、リビングダイニングなど家族の共有スペースが離れるケースが多いため、生活のメリハリがつきやすいのも利点のひとつです。

階ごとにこだわりの空間を実現できる

階層が増えるため、間取りの選択肢が増えることもメリットになりえます。階ごとにコンセプトを決めてインテリアを変えるなど、工夫次第で自分のこだわりを反映した空間づくりが可能。

吹き抜けを設けたり、屋上バルコニーやビルトインガレージを設けて趣味のスペースを作るなど、自分のこだわりを反映できます。ご夫婦それぞれに「理想の空間」をお持ちの場合も、お互いの意見を尊重した空間づくりが可能です。

日当たり・見晴らしが良い

通常よりも高い位置に窓を配置できることで視界を遮る建物が減り、眺望が良くなったり、自然光が取り入れやすくなるのも三階建て住宅の魅力です。

水害に強い

洪水や大雨による水害が発生し、浸水被害に遭ったとしても、高い位置に生活空間が確保できることは大きな安心に繋がります。万が一、一階に浸水しても上階に生活スペースがあれば、災害の不便さは大きく軽減されます。これが、復旧作業の進めやすさにも影響してくるはずです。

近年、台風などによって住宅が浸水被害に遭うニュースを目にすることが増えています。水害に強い住まいを作ることで、被害に対する不安材料を1つ軽減できるのではないでしょうか。

構造計算の義務があるから安心!

木造三階建ての確認申請では、構造計算書の添付が義務付けられています。現在の建築基準法では、木造二階建て以下の住宅には構造計算書の提出義務はありません。

「構造計算書」によって、積載荷重や積雪、風、地震の揺れなどへの負担に対して十分に安全であることが確認されます。

【実例】スタイリッシュな三階建ての家をご紹介

実績ギャラリー|Modula駒沢大学

土地の特徴を生かした、シンプルでスタイリッシュな外観の邸宅。奥行きを感じるデザインに、広々とした駐車スペース。都内とは思えない余裕のある空間が実現しました。

1階部分に玄関や収納スペースを広くとれるのは三階建てならではの利点。ガレージ部分に窓を設けたことで、明るく開放的な空間になっています。

大きな窓を対面に設けられるのは、遮るもののない二階リビングだからこその贅沢です。家族が自然と集まってくる、あたたかな陽だまりの場所。都内でもワンフロアの広々とした空間づくりが叶いました。

三階は独立したプライベート空間です。家族とは少し離れた場所で、リモートワークもはかどりそう。隔たりのないフロアと大きな間口で、狭くなりがちな上層階もゆとりある空間になっています。

三階寝室は周囲の建物からの視線も届かないから、窓が大きくてもプライバシーを守れます。バルコニーから見える空は視界に入る建物が少なくて、広い!
起き抜けに日光浴なんて素敵ですね。

三階建てなら、こんなに広い屋上テラスが作れます。愛犬を遊ばせたり、リクライニングチェアを置いてお昼寝を楽しんだり。都内の自宅にいるとは思えないくらい。暮らしの中に非日常を取り入れることができます。

安心とこだわりの両立。理想の三階建てはSE構法が叶えてくれる

都内でもゆとりのある居住空間を確保したいけれど、三階建てはやめたほうがいいという話もあるよね…と心配されている方は多いかもしれません。

しかし事前にデメリットを認識していれば、対策できることがほとんど。二階リビングの日当たりの良さや、プライバシーが守られた三階の寝室など、三階建て住宅の大きな魅力の前では些細なことに思えるのではないでしょうか。

懸念されることの多い「耐震性」においても、工法について知識を持っておけばより強い家を建てる手掛かりになります。

高い耐震性能を誇るSE構法なら、安心とこだわりが両立した、理想の住まいづくりが可能です。

Modulaは、心から納得できる空間づくりをサポートします。

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