バルコニーがおしゃれな戸建て-都内で叶えた実例と注意点

バルコニーがある家は、都内の住宅密集地にあってもプライベート空間が設けられるところが魅力です。バルコニーと一口に言っても、様々なスタイルがあります。

• ・インナーバルコニー
• ・オーバーハングバルコニー
• ・ルーフバルコニー

思い描いた家を形にするために、それぞれのバルコニーについて、特徴や注意点を知っておきたいですね。

ここでは、バルコニーが素敵なModulaの実例をご紹介します。快適なバルコニーを実現するための注意点についても解説しますので、家づくりの参考にしてください。

おしゃれなバルコニーがある暮らし-Modulaで叶えた実例をご紹介

都内で庭付きの一軒家を建てようとすると、居住空間が限られてくるケースが多くなります。なるべく土地を有効に使いながら、自宅にいる時間を最大限に楽しむために「おしゃれなバルコニーがある家」という選択はいかがでしょうか。ここでは大興ネクスタ「Modula」で建てた、素敵なバルコニーの実例をご紹介します。

自然光が降り注ぐ明るい居室にするためには、大きな窓が必要。しかしプライバシーの観点から躊躇される方は多いかもしれません。

広いバルコニーがあることで手すり部分からの距離が生まれます。下から見えにくくなるため、窓を大きく作ってもプライバシーが守られるのです。

周囲の住宅よりも高い位置に設けられたバルコニーからの眺望はまさに贅沢そのもの。スペースも十分にあるので、バルコニーでのティータイムをゆったりと楽しめます。

実績ギャラリー｜Modula吉祥寺本町

土地の形状を生かした四角い邸宅。庭や屋外駐車場のスペースをとらないことで、居住空間だけでなく、バルコニーも広々とした空間を確保できました。

ペットを遊ばせたりガーデニングを楽しんだり。水栓があるので用途が広がります。
実績ギャラリー｜Modula武蔵関

バルコニーとベランダの違いは？

バルコニーとベランダの大きな違いは、屋根の有無です。一般的に、屋根がついているものをベランダ、屋根がついていないものがバルコニーと呼ばれています。

屋外に張り出している空間が広いものを「バルコニー」と表現することも多いですが、ベランダとバルコニーに広さの定義は定められていません。そのため、どれだけ広い空間であっても屋根があればベランダ、狭い空間であっても屋根がない場合はバルコニーとなります。

広々バルコニーの使い方

広々としたバルコニーを設置すると、用途の可能性が広がります。ここではバルコニー活用のアイデアをご紹介します。

アウトドア気分を楽しむ

テーブルや椅子を並べ、ピクニック気分でくつろげる空間が実現します。テントを張ったり、ハンモックを設置するのもいいですね。遠出をしなくても、まるでキャンプ場にいるかのような時間を過ごせます。

リビングやダイニングとして利用し、非日常を楽しむ

テーブルや椅子、ソファーなどを設置し、ライトアップをするとおしゃれなレストランのようなラグジュアリーな雰囲気を演出できます。

夜景を眺めながらお酒を嗜むという素敵な過ごし方も自宅でできるようになり、自宅にいながら非日常感を味わえるのが魅力です。

都内でも家庭菜園やガーデニングを満喫

広い空間を活用して、家庭菜園やガーデニングができるのもバルコニーを設置するメリットのひとつです。

戸建て住宅を建てて、家庭菜園やガーデニングをするのが夢！という方も多いのではないでしょうか。土地の確保が難しい都内でも、バルコニーにプランターを置いて、自然に触れられるスペースを作れます。季節の移り変わりを自宅で感じられるのは贅沢ですね。

大型の洗濯物が干せる

日々の洗濯物だけでなく、布団やマットのような大きいサイズの洗濯物を干すとなるとある程度の広さが必要です。お子さんがいる家庭や家族の人数が多い場合、洗濯物の量が多くなり干す場所を確保することが大変という方も多いでしょう。

広々としたバルコニーがあれば、一度に大量の洗濯物を干すことができ、大きいサイズの洗濯物にも困りません。

お子さんやペットのプレイスペースとして活用

小さいお子さんがいる家庭やペットを飼っている方は、広いバルコニーをプレイスペースとして活用するのもいいですね。目の行き届く場所で遊ぶ空間ができるので、安心感もあります。

都内の戸建て住宅となると、外で思いっきり走り回って遊べる場所を探すことに苦労する方も少なくないのではないでしょうか。バルコニーが広くつくられていることで、お子さんやペットが自宅でものびのびと過ごせます。

インナーバルコニーでおしゃれな外観に

インナーバルコニーとは？
2階以上の住宅につくられ、バルコニー部分が内側に引っ込んでいる形状のことを「インナーバルコニー」と言います。大きな特徴は、住宅の内側に設置されているため、一般的なバルコニーと違って屋根がついていること。

シンプルでおしゃれな外観にこだわりたい方はインナーバルコニーがオススメです。建物と一体になった構造から、スッキリしたシルエットを邪魔しません。居室から一続きのような印象を与えるので、建物の内側から見たときも空間の広がりを感じさせてくれます。

天候の影響を受けにくいので、洗濯物を干したり、セカンドダイニングとしても活用したりと、使い勝手が良いのも魅力のひとつですね。

オーバーハングバルコニーがスタイリッシュな家

スタイリッシュな外観を求めるなら、オーバーハングバルコニーのある家はいかがでしょうか。建物のシンボルとして見る者の記憶に残る外観に。
実績ギャラリー｜Modula上祖師谷Ⅲ

オーバーハングバルコニーとは？
2階以上の部分が外にせり出している形状のバルコニーのこと。オーバーハング（overhang）は英語で「突き出る」「はみ出す」という意味があります。住宅からせり出す形状であるため、オーバーハングバルコニーを採用することで敷地を有効活用できるというメリットが。

居間の延長としてバルコニーを設置したり、2階の面積をバルコニーで広げ1階部分を玄関ポーチや駐車場・駐輪場として活用することも可能です。

開放的な「ルーフバルコニー」のある家

より開放感のあるバルコニーを求めるならルーフバルコニーがオススメ。広いスペースを取りやすいため、庭園の代わりに活用する方も多くいらっしゃいます。

ルーフバルコニーとは？
階下の屋根スペースを活用したタイプのバルコニーです。開放的で日当たりの良い空間が最大の魅力。

一般的なバルコニーやベランダと比べても、面積の広い空間が実現します。屋外に広々としたスペースができるため、広い庭を作りにくい都内の住宅でも、家庭菜園やプレイスペースの夢が叶います。

快適で安全なバルコニーを作るための注意点は？

バルコニーの種類の中でも、ルーフバルコニーは開放的な反面、天候の影響を受けやすいという特徴があります。強風で物が飛んでいったり、排水溝のつまりで水が溢れないように日頃から対策を講じることが大切です。台風が近づいている場合や悪天候の日の前は、室内に物を移動させたり、ロープやシートを使って固定させておくようにしましょう。

2階以上の部分にインナーバルコニーやオーバーハングバルコニーを設ける場合は、日当たりが悪くならないように注意しましょう。

2階以上にバルコニーを設置する際、スペースを広くしようとすると階下の屋根部分が大きくなり、居室の日当りが悪くなってしまいがちです。吹き抜けにするなど、自然光を多く取り入れられる設計にするのがいいでしょう。

広いバルコニーを設けると、耐力壁の面積が少なくなる分、地震による衝撃を受けやすくなるという特徴があります。とくにオーバーハングバルコニーなど、建物からせり出している形状であると、全体の荷重バランスが不安定になりやすいという注意点も。広いバルコニーをお考えなら、住宅の耐震性にも目を向けておくべきです。

耐震性の高い工法として、代表的なもののひとつに「SE構法」があります。SE構法は、特殊な工法により高い強度を生み出した木造構造です。

※SE構法を詳しく知る
Modula×SE構法

SE構法だから安心！木造住宅でも「広いバルコニーのある家」

広々としたバルコニーを設置することで、自宅にいながらアウトドア気分を楽しめたり、憧れの家庭菜園やガーデニングなど様々な用途で活用できます。

空間が広くつくられ、外観もおしゃれなデザインになりますが、耐震性を高める工法を用いることが鍵となります。

使い勝手のいい空間を作るためには、どうしても耐力壁や柱のスパンを広くとる必要があり、構造計算の義務がない在来木造工法では耐震性に不安が出てしまうものです。

SE構法の場合は、広い空間の耐震性はもちろん、ルーフバルコニーに人が乗った際にかかる重力などまで、数値を考慮して構造設計をしています。

SE構法だからこそ、安全に理想の住宅を実現することが可能です。