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/ 2023.06.01

  • SE 構法

おしゃれでスタイリッシュな木の家を建てるコツとは?メリット・デメリットも解説!

おしゃれでスタイリッシュな家を建てたい方に、ご紹介したいのが「木の家」です。木の家は、素材の触り心地の良さや質感などもあり、温かみが感じられます。

その一方で、木造住宅は素材の強度から、「3階建ては難しい」「壁や柱の少ない大空間の間取りが作りにくい」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

間口が広く、天井が高い家。大きな窓がある開放感たっぷりの家。吹き抜けや、ワンフロアの広いLDK。そんなスタイリッシュな空間も、最適な工法を用いれば可能です。代表的な工法に「SE構法」があり、SE構法で作れば、十分な耐震性とデザイン性を兼ね備えた木の家が実現します。

この記事では、SE構法で建てられたおしゃれでスタイリッシュな木の家の事例をご紹介します。
その他にも、理想の木の家を建てるコツや、木造住宅のメリットとデメリットについても解説しますので家づくりの参考にしてください。

おしゃれな「木の家」デザイン事例|木造のイメージを変えるスタイリッシュな空間

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.056【SE構法】 Modula松庵

木目を活かしたリビングのデザイン
勾配天井や吹き抜けで開放感のある空間づくり。梁に木を使うことで、高級感のなかにもほっとする温かみを感じます。ワンフロアのアイランドキッチンも、木目調のデザインで統一感を持たせるとカフェのような素敵なリビングになりますね。

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|【SE構法】練馬区注文住宅

程よくカジュアルなフローリング材が素敵なLDK
フロア全体がナチュラルな色味の木目で統一されたリビング。限られた面積で濃い色のフロア材を使用していますが、継ぎ目を作らずワンフロアの木目を揃えたことでスッキリ広々とした空間になりました。自然の木の風合いに近い色味がシンプルでおしゃれな印象ですね。

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂

木の家でも叶う。開放感たっぷりの吹き抜け
吹き抜けになった階段上からの光景はまさにホテルライク。階段の踏み台とフロアの木目がナチュラルで、スタイリッシュとリラックスが両立する空間になっています。細い金属製の手すりも抜け感があって、都会的でありながら開放的なリビングの邪魔をしないデザインです。

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.042【SE構法】Modula駒込

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Modula久我山

淡い色合いの木目が優しい印象のフローリング
木目や色合いなどの組み合わせで、デザイン性に優れた空間を生み出し、デザインによって部屋全体の雰囲気を大きく変えることが可能です。淡い色味の木目なら白いクロスと合わせることで、部屋全体が明るく広い印象になります。

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|吉祥寺南町

ダークな木目が上品なキッチン
建具とアイランドキッチンを落ち着いたトーンで合わせると、ぐっと高級感のあるリビングになりました。フロアは明るい色味のナチュラルな木目で、広く明るい印象。メリハリのあるスタイリッシュなリビングです。

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.056【SE構法】Modula松庵

フローリングや建具と木目の色味を合わせたキッチン
木目調のデザインのアイランドキッチンは、リビングのフロアと調和した、統一感のあるデザインになり、木の家に溶け込みます。

 

おしゃれな木の家を建てるコツ

木の家におしゃれさを求める場合は、設計やコーディネートにこだわりを取り入れることが大切です。コツを押さえておけば、おしゃれでスタイリッシュな理想の住まいが実現します。ここでは、おしゃれな木の家を建てるコツを3つご紹介します。

 

木目にこだわる

ご希望のテイストにあわせて、木目の種類を選びましょう。同じ木材でも切り方によって木目の表れ方に違いが生まれ、和風やモダンなど仕上がりのイメージが異なります。

木目には大きく分けて「板目」と「柾目」の2種類。「板目」は木目がランダムに表れ、一枚一枚がオリジナル性の高い表情豊かなデザイン。一方「柾目」は、直線的なラインが特徴的で、モダンな雰囲気の住まいにオススメです。

また、木の色味によっても雰囲気は大きく変化します。マツやスギは黄色味がかったカラーになり、ヒノキは白色に近く、ウォールナットは濃い茶色に近い色。木目の種類や色合いを吟味すれば、より理想の住まいに近づきます。

 

素材をそろえる

木の家を検討する場合、木材の種類が多くて迷ってしまうという方も多いことでしょう。内装もおしゃれに仕上げるには、できるだけ同じ素材を使うのがコツです。家全体に使用している素材と同じものをリビングにも用いればリビング全体に統一感が生まれ、よりおしゃれに仕上がります。

 

家具・インテリアにこだわる

テーブル・チェア・時計・カーテンなど家具・インテリアにこだわるのも、おしゃれな木の家を作るポイントです。ガラスやメタルというような近代的なデザインは、木材の雰囲気とあわない空間になりがち。自然素材のものを選べば、全体がまとまったおしゃれな空間になるでしょう。

 

木を使うだけでおしゃれにはならない?|統一感が大切

木の家に使用する建材には、手頃な価格のものから高級なものまでさまざま。しかも、高価な木材を使用したからといって、おしゃれな家になるとは限りません。

木の家には、和風・モダン・ナチュラル・カントリーなどさまざまなテイストがあるため、全体の統一感が重要です。おしゃれな木の家を目指すにあたって、まずはどのようなテイストにするかを決めましょう。理想の住まいの方向性を定めればコーディネートがまとまり、おしゃれな家が完成します。

 

木の家とは|木造住宅のことをもっと知ろう

木の家(木造住宅)とは、文字通り「木材を使って建てられている家」です。世界の住宅には、石や土を使った家などもありますが、日本では昔から木造の家がほとんど。現在でも、日本の戸建て住宅の9割が木造住宅であると言われています。

そのような木の家は、使用する素材や工法にさまざまな種類があります。

 

SE構法の家|おしゃれな空間×安全性が魅力

SE構法は、地震の多い日本において安心・安全に暮らしていくために開発された耐震構法です。柱と梁を剛接合することで強度の高い骨組みを生み出し、建築を支える「ラーメン構造」を取り入れています。

間口を広く取った設計でも、優れた耐震性能があるので問題ありません。たとえば、本来木造では困難とされる車3台が駐車できる9mのスパンも、SE構法であれば実現可能です。

SE構法では信頼性の高い材料を使用し、接合部分の強度を徹底的に検証、安全性を証明しています。耐震性に加えて、設計の自由度が高いSE構法を選べば、開放的でおしゃれな空間を実現できます。

※SE構法についてもっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください
Modula×SE構法

 

その他の木造住宅の構法|SE構法との違い

木造軸組み工法(在来工法)
柱と梁で補強しながら骨組みを作っていく日本古来の工法です。

木材の加工後、一方の材料に穴を開けてはめ込む「ホゾ継ぎ」と呼ばれる方法で接合するのがポイントとなるのが補強金物。比較的自由に設計できるのですが断面欠損を生じる可能性があり、その場合、構造材本来の強度を低下することがあります。

SE構法では独自のSE金物を使用しているため、断面欠損の少ない耐震性の高い構造を実現できます。

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

「2インチ×4インチ」という決まったサイズの構造材で作ったパネルを組み立てていくもので、日本古来のものではなく、北欧から伝わってきた工法です。間取りや各パーツが規格化されているため、比較的工期に時間がかかりません。ただし、重さを壁で支えるという作りであるため、間口の広さに制限があります。

耐久性の高いSE構法であれば、開口部を広く取った間取りが実現可能となります。

ログハウス

丸太を積み重ねた壁で作られた住宅です。開放感のある自由な間取りは設計しやすいですが、良い状態で維持するため定期的なメンテナンスは欠かせません。メンテナンスをせず放置していた場合、家の強度低下をまねく恐れがあります。

SE構法であれば、構造的に必要な壁や柱がない間取りでも、耐震性に優れた空間をつくれます。

 

木の家の素材を知る

住宅に使用される木材は、大きく分けて「無垢材」と「集成材」の2種類。違いは、1本の木から作られている素材であるかどうかという点です。必ずしもどちらが優れているというわけではなく、それぞれの特徴を把握して家づくりを行います。

無垢材(ムクザイ)

無垢材とは、接着剤や加工などを行わず、伐採した丸太をスライスした木材です。化学物質を含まない天然の素材であるため人体にやさしく、健康障害の心配もほとんどありません。また、天然木ならではの美しい木目・香り・心地良い肌触りは、癒し効果もあります。

調湿作用を持つ素材であるため、無垢材を天井や床などの広い面積に使用すると、部屋全体の調湿効果も期待できます。ただし湿気を吸収・放出する特徴があるため、反りや湾曲が起こりやすく、施工に高度な技術が必要です。

集成材(シュウセイザイ)

集成材とは、木板や角材を必要なサイズ・形に接着剤で貼り付けて成形した木材のことです。無垢材とは違って調湿効果はありませんが、素材が膨張したり収縮したりする恐れはありません。また規格化されているため強度や寸法の安定性も高く、無垢材に比べてリーズナブルです。

集成材が使われるケースで多いのが、木材の価格を低く抑えたい場合や木材が1本そのまま使用できない場合などですが、無垢材に比較すると質感などが異なります。

 

木の家(木造住宅)のメリット

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Modula深沢Ⅱ

木材を取り入れた家には、さまざまなメリットが得られます。ここでは、木の家のメリットについてご紹介してまいりましょう。

調湿性がある

木材には、湿気を吸収し放出するはたらきがあります。梅雨時期や乾燥している季節には、自然と室内の湿度を調整してくれるため、高温多湿な日本の住宅にピッタリの素材です。調湿性があるためカビの発生も抑えられ、衛生面においても高いメリットがあります。

断熱性がある

木材は、熱を伝えにくい性質があります。じつは熱伝導率が鉄の約500分の1と非常に低く、断熱性に優れた素材なのです。冷暖房の空気を外に逃さず、光熱費の節約にもつながります。

癒し効果

木に含まれる「フィトンチッド」成分は、癒し効果があると言われています。木ならではの香りや温もりがあり、まるで森林浴のようなリラックス効果を感じられることでしょう。肌触りも心地いいため、小さいお子さまがいるご家庭でも安心です。

耐久性が高い

強度と柔軟性を持ちあわもつ木材は、耐久性の高い素材です。あらゆる方向に耐えられる柔軟性は、地震や台風が発生したときにはしなやかに受けとめます。

 

後悔しないために木の家のデメリットを確認

木の家のデメリットについても理解しておきましょう。

経年変化

自然素材であるため、長年、紫外線や雨風に触れていると色や質感なども変化します。経年変化も木ならではの醍醐味ですが、デメリットに感じられる人もいらっしゃるかもしれません。

湿度に弱い

湿度が高くなり過ぎると、木の劣化が進みます。とくに見えない部分が劣化しやすく、外壁や屋根のメンテナンスを怠ると小さなヒビが発生し、そこから雨水が浸透。浸透してきた雨水で木材が濡れると、木材の腐食が進行してしまいます。

メンテナンス

木材には調湿効果があり、住宅にとってはメリットです。しかし膨張と伸縮の繰り返しは、木材にひび割れや反りが発生しやすくなります。定期的なメンテナンスが必要となることを把握しておきましょう。

害虫被害

住宅の天敵であるシロアリ。木造住宅の劣化の原因は、1位が経年変化や高い湿度による腐朽、2位がシロアリによるものと言われています。被害が大きいと耐震性能も低下させてしまう可能性があるため、木の家を作る際はシロアリ対策が必要です。

 

木造住宅で「ハイセンス」と「安心」が両立できる

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Modula吉祥寺南町

木目や木材の種類、色合いによって同じ木を使った家でもまったく異なるテイストに仕上がります。SE構法は、他の木造工法では難しい耐久性やデザイン性の問題も解消できる木造構造です。Modulaであれば、センスの高いデザインと安全性が両立したおしゃれな木造住宅を実現します。

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