ロフトのある家のメリット、デメリット|都内でこの開放感!間取りの実例写真も
注文住宅の間取りを検討する際に、部屋にロフトを取り付けたいと考える方も多いのではないでしょうか。
戸建て住宅に設えたロフトスペースはまさに非日常的な空間。天井の高さを活かしながら、余裕のあるスペースを作れることから、都内の一戸建てでも人気の間取りとなっています。
この記事では、ロフトを備えた家での生活のメリットやデメリットについて解説していきます。
都内でロフトのあるおしゃれな家の事例写真もたっぷりでご案内しますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。
ロフトとは?
※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.060【SE構法】Modula奥沢
ロフトとは、「屋根裏部屋」とも呼ばれるスペースで、天井を高く設置し、部屋の一部を2層式にした上部空間のことを意味します。
ロフトをつくるには、以下のような建築基準法に則った規定をクリアする必要があります。
・天井高が1.4m以下
・床面積を直下の階の2分の1未満に収める
ロフト付きの2階建てをつくりたいと思っていても、上記の規定を超えてしまう場合は、3階建て住宅と見なされます。
ロフトがある家のメリットは?
※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂
一戸建て住宅にロフトを備えることで、生活の幅が広がる、節税の効果がある、などさまざまなメリットがあります。こちらでは、ロフトがある家のメリットについて解説していきます。
空間を広く利用できる
部屋にロフトを設けることで、必然的に天井が高くなり、奥行きのある空間にすることができます。
目線よりも上の部分に開けた空間がつくられるため、部屋全体が視界的にも広く感じられます。
また、ロフトに荷物を収納することで、居室の収納スペースを削減することも可能です。とくに広いスペースを確保することが難しい都内の物件では、収納したい物全てを、リビングや各部屋内に片付けなければならず、スペースの確保に苦労するケースも少なくありません。そんなときにもロフトは活躍してくれますね。
デッドスペースを有効活用できる
余っているスペースを有効活用できるということも、ロフトの大きなメリットのひとつです。ロフトをつくることで、本来であれば屋根裏となるデッドスペースをさまざまな用途に使用できます。
住宅をつくる上で、どうしても利用しにくいスペースができてしまうことがあります。デッドスペースが生まれてしまい、完成後に後悔…というケースもよくあります。
ロフトを活用すると住宅の無駄なスペースを活用できます。実際の面積にプラスした空間があるというのは、とても嬉しいポイントになりますね
様々な使い方ができる
ロフトを収納に使うというのも良いですが、もっと様々な目的で活用してみるのも素敵です。
子どもが遊ぶスペースや書斎、趣味の部屋など、リビングや個人の部屋とはまた違った空間を家の中に作ることができるというのも魅力のひとつです。
秘密基地のようにプライベート感あふれるワクワクするようなスペースとして用いるのも良いかもしれませんね。ロフトの使い方をイメージして間取りを考えてみましょう。
固定資産税を抑えられる
ロフトは建築基準法によって高さや面積などが定められています。この規定を満たしてれば、登記床面積に含められないため、固定資産税を抑えられるというメリットも生じます。
固定資産税を算出するためには、床面積だけでなく資材や内装によっても変化しますが、2階建てよりも3階建てというように階数が増えると固定資産税も高くなります。
広い空間が欲しいからといって階数を増やすと、思った以上に支出が増えてしまうという事態になってしまうのです。しかし、ロフトを設置すれば、通常の階数分よりも広い空間がつくれるだけでなく、払い続ける固定資産税を抑えられるという節税面でのメリットもあります。
※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂
ロフトがある家のデメリット?
ロフトを最大限に活用するためには、メリットだけでなくデメリットを把握し、注意すべき部分を事前に知っておくことが大事です。こちらでは、ロフトがある家のデメリットについて解説していきます。
熱がこもりやすい
ロフトは、屋根に近い場所に設置することが多く、構造的に気温が高くなりやすいというデメリットもあります。暖かい空気は上昇しやすく、エアコンの冷たい風はロフトまで届きにくいためです。
その結果、せっかくつくったロフトが熱がこもってしまい、過ごしにくい空間になってしまうこともあります。
ロフトをつくる際にはエアコンや扇風機を組み合わせて空気を循環させたり、窓を少し開けて換気扇を回すなどといった部屋全体の空気を下げる工夫をするといいでしょう。
また、断熱性能が低い資材でロフトを備えた住宅をつくると、夏は暑すぎて、冬は寒すぎるという状態になりやすいことがあります。ロフトを備えた家をつくる際は、断熱性能に優れた機能を持つ会社選びが重要とも言えます。
※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂
上り下りが面倒で使わなくなる可能性も⁉
よくある失敗例として、「せっかくロフトをつくったけど、上り下りが面倒になり使わなくなった」というケースが挙げられます。
梯子を使って上り下りをするロフトの場合、面倒になり気づいたら使わなくなってしまったという方もいらっしゃるようです。
設置後に「つくらなければ良かった」と後悔しないためにも、ロフトが本当に必要なのかどうか、どのような用途で使おうと思っているのかなど必要性や目的を明確にしておくようにしましょう。
スペースが許すのならば、ロフトへのアクセスには、梯子でなく階段を採用するのがおススメです。上階へ行くのと同じ感覚で移動ができれば、せっかくのロフトスペースが無駄になることも少なくなるでしょう。
掃除が大変
ロフトを掃除する際には、掃除道具を持って階段を上り下りする必要があるため、大変だと感じる方も多いようです。天井が低い場合は、腰をかがめて掃除をする必要も出てきます。
掃除の手間や負担を省くためにも、ロフトにハンディークリーナーやミニモップなどをあらかじめ置いて日頃から、気が付くたびにちょこっと掃除をしておくことで、管理が楽になります。
構造によっては耐震面の不安がある場合も
ロフトを設けるということは、本来天井である部分に床を造り、その上に物が載るという状態です。
建物とては上部の重量が増加し、重心が高くなります。建物の上部に重心が偏ることは、耐震面での不安につながります。
しかし、構造材とSE金物で作られる、耐震性能の高い「SE構法の家」ならば、天井の高い大空間の家でも十分な強度を確保できます。
※SE構法について詳しくは以下のページをご覧ください
Modula×SE構法
※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂
ロフトのある天井の高い家、大空間の魅力と強さを両立する「Modula」の家
ロフトを一戸建てに設置することで、必然的に部屋全体に開放感が生まれ、デッドスペースを有効活用することができます。また、子どもの遊び場や趣味のスペースなどさまざまな使い道があり、固定資産税を抑えられるというメリットもあります。
限られた空間を無駄なく活用し、より豊かな時間の流れる空間をつくるために、ロフトを備えた一戸建てという選択はいかがでしょうか。
SE構法で建てるスタイリッシュな木造住宅「Modula」であれば、耐震性能を損なわずに、広々としたロフトのある理想の住宅を実現できます。