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/ 2023.10.13

  • SE 構法

広い!20畳リビングダイニングキッチン(LDK)の間取り|都内での実例を紹介

家族みんなが長時間過ごすリビングの間取りは、住まいのなかでも特にこだわりたいところ。最近では、リビングとダイニング、キッチンをひと続きにするリビングダイニングキッチン(LDK)の間取りが人気です。

この記事では、都内でのリビングダイニングキッチンのある邸宅の実例に加え、間取りに取り入れる魅力や注意点についても解説します。

LDKとは

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.070【SE構法】Modula世田谷経堂

そもそも、LDKとは、それぞれどのような意味を持っているのでしょうか。

以前は、リビングとダイニング、キッチンそれぞれが独立した間取りが多くみられましたが、近年ではLDKを一つの広い空間で設けるスタイルが注目を集めています。

こちらでは、L=リビング、D=ダイニング、K=キッチンの意味や役割について解説します。

L=リビングは家族がくつろぐ場所

「L」はリビングルームのことで、居間や茶の間を指します。テーブルやソファなどを置き、ゆったりくつろいだり家族が集まって会話を楽しんだりする、住まいの中心となるスペースです。

また、お客さまをもてなす空間の役割を持つこともあるため、開放感のあるお部屋づくりを理想とする方が多いでしょう。

D=ダイニングは食事を楽しむ場所

「D」はダイニングルームのことで、家族が食事をとるための空間を指します。

本来は、キッチンやリビングから独立したスペースをダイニングといいますが、日本ではダイニングのみの間取りは多くはみられません。一般的に、後述するDK(ダイニングキッチン)やLD(リビングダイニング)のような、キッチンやリビングと一つの空間としてつくられる間取りが主流です。

また最近ではダイニングの一角に、勉強スペースやワークスペースを設置した間取りも人気です。家族やライフスタイルに合わせて有効的な使い方を検討すると良いでしょう。

K=キッチンは調理する場所

「K」はキッチンのことで、調理室や台所を指します。

キッチンのみの独立したスペースだけでなく、部屋の一角に調理コーナーがある場合もキッチンと呼びます。料理をする場所であるため、作業性の高さや収納力を重視したレイアウトが好ましいです。

LDはリビング・ダイニングがひと続きである空間

リビングとダイニングの空間をひと続きに設けたスペースをLD(リビングダイニング)と呼びます。

家族が集まってくつろぐ空間と食事を楽しむ空間がそれぞれ独立しておらず、仕切りをなくして一体化した間取りです。

DKとの違いは?

LDKは、リビング・ダイニング・キッチンがひと続きの間取りに対し、DKはダイニングとキッチンが一室である間取りのことです。

LDKとDKの主な違いはキッチンの広さ。キッチンの広さが4.5畳以上で8畳未満の場合はDK、8畳以上10畳未満の場合はLDKと表します。

少人数で住む場合や寝室と食事をする場所を分けたい方は、必要な部屋数+DKが暮らしやすいでしょう。一方で、家族の人数が多く家族団らんのスペースを広く取りたい・来客が多い・食事の場所と居間を別にしたい方は、必要な部屋数+LDKがおすすめです。

LDKの間取りの種類

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|Collection No.025【SE構法】Modula平和台Urban Villa

LDKを取り入れた間取りの種類は、主に「一体型LDK」と「仕切り型LDK」です。どちらの間取りが合うのか、それぞれの特徴をみてみましょう。

間仕切りがない一体型LDK

一体型LDKは、リビングダイニングキッチンの間に仕切りがなく、3つのスペースがひと続きとなる間取りです。間仕切りがないため、広々とした開放感のある空間になります。

メリットは、キッチンで作業をしながら家族とのコミュニケーションがとりやすいこと。また、キッチンの対面や横にダイニングテーブルを置くと、配膳や片付けがスムーズです。

一方デメリットは、キッチンの匂いや煙が部屋中に広がりやすいこと。快適に過ごすために、換気対策をしっかり行う必要があるでしょう。

それぞれの空間を仕切った間仕切り型LDK

間仕切り型LDKは、リビングダイニングキッチンそれぞれのスペースに仕切りを設ける間取りです。

元から仕切られたタイプのほか、可動間仕切りタイプもあります。可動間仕切りは、部屋と部屋の仕切りを自由に取り外したり動かしたりすることが可能です。ライフスタイルに合わせて簡単にレイアウトを変更できます。

間仕切り型LDKのポイントはキッチンの設計です。キッチンが完全に隠れるつくりにすると、来客時にリビングからキッチンが見えにくいですが、一体型と比べると生活動線は悪くなります。
来客時にキッチンを隠しつつ、ダイニングとの往来をスムーズにしたい場合は、キッチンに袖壁や腰壁を取り入れるのがおすすめです。

そのほか、スキップフロアを取り入れたり家具の配置で間仕切り感を出すことも可能です。

※スキップフロアについて詳しくは以下のページをご覧ください
スキップフロアのリビングがある家‐都内での実例と注意ポイント

実例集|都内でも20畳の広さは可能!リビングダイニングキッチン(LDK)の間取りを紹介

こちらでは、広々としたリビングダイニングキッチンをご紹介します。どの家も、家族が自然と集まるようなぬくもりのある間取りです。

実例1:家族の絆がより深まる「Modula深沢Ⅱ」

家族が集い、安らぎの時間をつくる「Modula深沢Ⅱ」

家族の様子を見渡せる広々としたリビングダイニングキッチンです。何気ない家族の日常の会話が、より楽しくなりそうな予感。

大きな窓から入り込む光で、室内にいながら自然のぬくもりを感じられます。

スキップフロアを取り入れると、空間を分断せずにスペースを分けられます。

開放的なリビングダイニングキッチンはそのまま。それぞれの場所で家族が過ごしながらも、家族の顔を見ることができます。

実例2:家で過ごす時間が好きになる「Modula久我山」

家族がリラックスできるリビングダイニングキッチン「Modula久我山」

開放感のあるひと続きのリビングダイニングキッチン。ゆったりくつろげる家では、自然と家族の会話が弾みそうです。

キッチンからリビングで楽しく過ごす子どもの様子を伺えます。リビングにいる家族との会話に花を咲かせながらする料理は、いつもよりはかどりそうですね。

キッチンの前はダイニングなので、食器を並べたり料理を運んだりするのもスムーズ。子どもが積極的にお手伝いをしたくなる環境が整います。

広いリビングダイニングキッチン(LDK)の魅力

※写真の施行事例について詳しくは以下のページをご覧ください
実績ギャラリー|施工実績【SE構法】練馬区注文住宅

LDKの間取りを採用することで、暮らしにさまざまなメリットが生じます。こちらでは、リビングダイニングキッチンの魅力について解説します。

開放的な空間でゆったり過ごせる

LDKの間取りにする最大のメリットは、広くて開放的な部屋ができること。家族で会話を楽しんだり食事をとったりするなど、ゆったりと過ごせる空間が生まれるでしょう。

またひと続きにすることで、窓から光が差し込みやすく室内を明るく照らします。

家族とのコミュニケーションがとりやすい

作業をしながらでも家族とコミュニケーションがとりやすいのも、広い空間を叶えるリビングダイニングキッチンのメリット。

とくに小さい子どものいる家庭だと、キッチンの作業中もできるだけ目を離したくはないもの。LDKの間取りであれば、キッチンで作業をしながらリビングやダイニングで過ごす家族の様子が伺えるので、安心できます。

それぞれの場所で過ごしていても、顔を見て会話を交わしやすく家族の存在を感じられる住まいが実現します。

効率的な動線を確保できる

キッチンからリビングやダイニングが一緒の空間としてつながっているので、効率的な生活動線・家事動線を確保できます。

生活動線・家事動線がうまく設置されないと、家のなかを往復する・無駄な動きが多くなるなど、家族の負担が増える場合があります。

ひと続きになったリビングダイニングキッチンでは、スムーズな動線のレイアウトが可能です。家族が快適に過ごせる住まいを叶えられるでしょう。

リビングダイニングキッチン(LDK)の注意点

LDKは開放的な空間が生まれ、家族とのコミュニケーションもしやすくなります。しかしながら、リビングダイニングキッチンには匂いや耐震性の面で注意したいことがあります。

匂いが気になる

キッチンリビングダイニングが一緒の空間であるため、料理の匂いや煙が部屋中に広がりやすく、匂いが気になることがあります。

匂いの充満を防ぐために、ガスコンロはできるだけ壁側に設置したり料理中は常に換気扇を回したりすると良いでしょう。また、窓を開ける・空気清浄機や消臭剤の設置も効果的です。

広いリビングダイニングの場合、耐震性が弱くなる

リビングを広くした場合、屋内の壁や柱が少なくなり家を支える力が弱くなるため、耐震性が低下します。広いリビングダイニングでも安全な住宅にするためには、耐震性の高い構法の導入が大切です。

なかでもSE構法は地震や台風などの自然災害に備え、構造計算を取り入れた木造工法です。構造計算で、材質・構造の安全性をコンピューターで計算し、優れた耐震性を確保します。一般の木造住宅より圧倒的な強度を実現しているので、広いリビングダイニングでも安心して住める家が建てられます。

※SE構法について詳しくは以下のページをご覧ください
Modula×SE構法

SE構法で耐震性のある広いリビングダイニングキッチン(LDK)の家を実現

広いリビングダイニングキッチンは開放的な空間が生まれ、家族がゆったりと過ごせます。またコミュニケーションを取る機会も増え、家事がしやすいレイアウトも可能です。

家族の人数やライフスタイルに合わせて、最適なLDKの間取りを採用してみましょう。SE構法であれば、広くても耐震性の高い安全なリビングダイニングキッチンの住宅が実現します。

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