NEXTA MAGAZINE

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/ 2022.11.29

  • SE 構法

広い玄関がおしゃれな家‐都内での間取り実例とヒント

玄関は、住まいの入り口であり、来客者を出迎える空間であるため、住宅の「顔」とも言える重要な部分です。

 

  • ・限りある土地で実現可能なの?
  • ・広い玄関って掃除が大変では?
  • ・間取りを広くとって強度はどうなの

 

広くおしゃれな玄関が理想ですが、このような心配もあるかもしれませんね。ここでは都内でホテルライクな広い玄関を取り入れた間取りの実例をご紹介します。

広い玄関の家を建て、快適に暮らすためのポイントやアイデアも解説していますので、家づくりの参考にしてください。
実績ギャラリー:Collection No.060【SE構法】Modula奥沢

ホテルライクな広い玄関が素敵な家-Modulaの間取り実例集

自然光の差し込む広々とした玄関ホール。土間部分にも十分なスペースがあります。

靴のまま入れる大容量の収納スペース。これだけの大きさがあれば散らかりがちな玄関もスッキリ片付きますね。
実績ギャラリー:Collection No.057【SE構法】Modula駒沢大学

玄関ホールから2階へと向かう階段はスケルトン仕様。スケルトン階段なら自然光を取り入れられるから、圧迫感がありません。コンパクトな土間でも、玄関ホールを広く作ることで開放的な空間になっています。

玄関収納はウォークインタイプ。毎日着るコートや雨に濡れた上着を一時的にかけておくスペースがあり、居室に持ち込まなくていいのが便利ですね。
実績ギャラリー:Collection No.056【SE構法】Modula松庵

玄関ホールを広くとった贅沢な間取りです。ドアをあけたら開放感のある空間がお出迎え。

玄関収納はウォークインタイプ。毎日着るコートや雨に濡れた上着を一時的にかけておくスペースがあり、居室に持ち込まなくていいのが便利ですね。

土間からも玄関ホールからもアクセス可能なウォークインの玄関収納。ちょっとした用事に履きたいサンダルなど、出しっぱなしの方が便利なものはこちらで脱ぎ履きすれば、急な来客時にも美しい玄関を維持できますね。
実績ギャラリー:Collection No.060【SE構法】Modula奥沢

玄関ドアのスリットだけでなく並んだ小窓からも自然光が入るので、天井までの大きな収納スペースがあっても圧迫感のない明るい空間に。

大容量の収納スペースにはアウトドア用品などもスッキリ片付きます。
実績ギャラリー:Collection No.019【SE構法】Modula吉祥寺本町

奥行きのある玄関。入ってすぐに目に入るのは……

ビルトインガレージの愛車です。玄関ドアと対になったガラス戸からガレージが見えるから、圧迫感がなく空間の広がりが感じられます。
実績ギャラリー:施工実績【SE構法】練馬区注文住宅

広い玄関の家を建てるためのポイント

広大な土地の確保が難しい都内で、少しでも広々とした印象の玄関の家を建てるためには、間取りの工夫が必要です。標準的な広さや収納面の工夫、適切な工法など事前に把握して家づくりに役立てましょう。

標準的な玄関の広さを知る

玄関の標準的な広さは、1.5坪(4.96㎡)程度とされています。

標準の広さで作っても、体格によっては狭いと感じることがよくあります。平均的な体格の横幅を50㎝としたときに、圧迫感のない幅は、最低でも1.5m以上。それ以下であると窮屈さを感じる玄関になるからです。

また、奥行きは1.2~1.35m以上を確保すると狭さが気にならなくなります。住宅の大きさや家族構成によっても適切な広さは変化するもの。広々とした玄関を希望するなら、この標準的なサイズよりも広いスペースを確保する必要があります。

他の部屋が狭くならないような間取りに

玄関を広くとったために、他の部屋が狭くなってしまうことは避けたいものです。十分な居住スペースを確保できるよう間取りを工夫しましょう。

思い切って三階建てにしたり、廊下を省略する、間口を広くとるといった方法で、空間が広く使えるようになります。

耐震性能の高い工法を選ぶ

一般的に、広い空間の多い間取りは柱や壁が少なくなる分耐震性を心配される方は多いかもしれません。しかし耐震性の強い工法を選ぶことで大空間と頑丈さを両立できます。耐震性の高い工法として、代表的なものに「SE構法」があります。

SE構法は、木造住宅の構造に科学的な計算を取り入れ、強度を生み出した木造構法です。玄関を広くすることで、大きくなるスパン(構造体を支える柱と柱の距離)も、補うだけの耐震性能を得られます。デザイン性だけでなく、長く安心して住み続けられるような工法を選定することが重要ですね。

※SE構法について詳しくは以下のページをご覧ください
Modula×SE構法

おしゃれで広々とした玄関を保つポイント

広い玄関だからこそ散らかれば目立ちますし、物を置きっぱなしにしがちになることも。スタイリッシュな玄関を清潔に美しく保つためには玄関タイルなどの素材選びや収納に工夫が必要です。

掃除が大変だから素材選びにこだわる

玄関の面積が大きくなるほど、掃除は大変になります。

そのため、素材選びにこだわることも美しい玄関を保つための重要なポイントの一つです。

タイルやモルタル、天然石など様々な素材があり、表面がツルツルしているものやザラザラしているかによっても掃除の方法が変わります。

ツルツルしたタイル(磁器質のもの)
拭き掃除のみで終わらせたい場合は、ツルツルしたタイルがおすすめです。磁器質のタイルは吸水性が低いため、付着した汚れが染み込んでいくことが無くメンテナンス性が高いといえます。

ザラザラしている素材(石器質のものやモルタルなど)
石器質のタイルは磁器質のものに比べてやや吸水性が高い傾向があるので、汚れを沈着させないためにはこまめな掃除が必要です。表面がザラザラしている素材の場合は、ホコリを取り除いた後に、水を撒いてデッキブラシやたわしで汚れを落としていきます。

天然石(大理石や御影石など)
吸水性が高くなりがちな天然石の場合は、水を使用するとシミができる可能性があるため、雑巾やクロスでこまめにホコリを取り除く必要があります。

快適に長く住み続けるためにも、掃除の負担が軽減できるような素材を選んでみましょう。

散らからないように収納を工夫する

玄関を広くすることで空間が大きくなるため、油断すると物が散らかってしまうことがあります。

物が散らからないためには、収納スペースを大きく確保するなどの工夫が大切です。

靴や傘などが目につく場所に出ていると、乱雑な印象になってしまいます。
空間を活かした収納を工夫してみましょう。

広い玄関ホールを活かすアイデア

せっかく玄関を広くつくるのであれば、その広々とした空間を上手く活用したいものです。こちらでは、広い玄関ホールを活かすアイデアについてご紹介します。

趣味の自転車を置くスペースに

玄関ホールが広くなることで、趣味の自転車を置くスペースが確保できます。壁にかけたり、スタンドを設置するなど様々な方法で自転車を室内に収納することが可能になります。

大切な自転車を住宅内に収納できるので、雨風に晒される心配もなく、インテリアとしても映えます。よりおしゃれな玄関が実現するでしょう。

大きな収納スペースでストレスフリー

シューズボックスやシューズラックのサイズを大きくし、傘立てなどを設置することで、スッキリと気持ち良く収納できます。玄関が物で散らかるストレスから開放されますね。

玄関横に洗面スペースを用意

玄関横に洗面スペースを用意することで、帰宅後すぐに手洗い・うがいができます。

洗面スペースを設けることで、スペースを上手く活用でき、感染症対策としても効果抜群です。
また、お子様がいる場合は、手洗い・うがいの習慣が自然と身に付くというメリットもあります。

ただし、玄関横にスペースを設けるため、来客者から丸見えにならないような間取り、インテリアを統一するなどの工夫をしたいですね。

玄関ホールで来客対応できるようにする

来客時に玄関ホールで対応できるように、ちょっとした椅子やローテーブルといったアイテムを設置することもおすすめです。

わざわざ家の中までお客さんを通さなくても良くなり、急な来客時も慌てずに済みます。訪問営業や大きな荷物を受け取る場合など、様々な場面で役に立つでしょう。

横幅を広くすることで空間に余裕を感じさせる

視覚的に、横幅が短く奥行が長い玄関ホールは圧迫感があり、狭い印象を与えます。同じ面積でも横幅の方が長いことで、視界の両側に空間が生まれます。玄関ドアから入ったときの横の広がりを意識した間取りにするのも広く見えるコツです。

明るいカラーにしてさらに広く感じさせる

色の違いによって、視覚的に空間の広さが大きく変化します。ホワイト系やベージュ系など明るいカラーを取り入れることで、空間がより広く感じるように。暗いカラーはシックでクールな印象になりますが、明るいカラーと比べると空間が窮屈に見えます。

より空間を広く見せたい場合は、明るいカラーを意識して取り入れてみましょう。

吹き抜けにすれば開放感がアップ

玄関部分を吹き抜けにすることで、開放感がアップします。

縦に空間が生まれるため、同じ面積の玄関でも吹き抜けの有無によって、全く違う印象になるでしょう。
天井が高くなることで視界ひらけ、圧迫感がなくなります。

さらに、天窓やハイサイドライトを取り付けることで、日当たりや通気性の良い玄関になります。
建物が密集している都内でも、室内に自然光を取り入れることが可能です。新鮮な空気が循環するようになり、換気にも役立ちます。

ダウンライトでスッキリした天井に

ダウンライトを用いることで、より空間が広く感じ、スッキリとした天井になります。

ダウンライトは、天井に埋め込む形で使用する照明器具です。天井からライトがぶらさがらないぶん、空間がスッキリとした印象に。

ダウンライトの種類には、スポットライトで照らす「集光タイプ」や広い範囲を照らす「拡散タイプ」があり、同じダウンライトでも全く違う雰囲気をつくりあげます。

窓のある玄関ドアで明るい空間に

窓から明かりが入ってくることで、玄関全体の雰囲気が明るくなり、日中は照明が必要ないほどの明るさを確保できます。

また、玄関は通気性が悪くなりやすいため、窓を開けて換気できるのも魅力です。一方で、窓のある玄関は防犯リスクが高まる恐れがありますので、対策は必須です。割れにくく、中が透けて見えにくい窓を取り付けるようにしましょう。

SE構法だから安心「スパンの広い」開放的な空間

広い玄関ホールを実現する際には、収納面や間取りの工夫を施し、耐震性を高める工法を用いることが鍵となります。

空間が広くなることで不安視される耐震性の強度は、SE構法を導入することで解消。

収納スペースを大きく確保し、洗面スペースを設け、照明や窓を取り付けるなどの工夫を行い、空間を上手く活用することで、明るく広々とした玄関に。

Modulaなら、都内でも、ホテルライクな理想の広い玄関が実現します。

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