NEXTA MAGAZINE

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/ 2022.11.07

  • SE 構法

オープンガレージのある家-こだわりの実例をご紹介

敷地内に駐車場は欲しいけど、間取りとの折り合いに悩んでいる方は多いもの。都内で一軒家を建てる場合、住宅の横に車を置こうとすると建物の床面積をかなり削る必要が出てきます。かといって駐車場を借りれば毎月の使用料がかさみ不経済に。

それでも「オープンガレージ」なら、東京でも駐車場付きの自宅が叶うかもしれません。

ここでは、オープンガレージって実際どうなの?という疑問にお答えします。スタイリッシュなオープンガレージの家の実例もご紹介しますので、住み心地のいい家づくりのお役に立てていただければ幸いです。

東京の暮らしに「オープンガレージ」がちょうどいい理由。ビルトインガレージ、カーポートとどう違う?

雨や風などから車を守ってくれるガレージは、「オープンガレージ」「ビルトインガレージ」「カーポート」の3つに分けられます。

ビルトインガレージ(インナーガレージ)は駐車場を住宅の一階部分に設けたものです。実用性やデザイン性からも好まれることが多く、閉じられた空間ができることで防犯の面でも安心できます。出入り口にはシャッターを設け、車周りの四方が閉じた空間になるため愛車を守る点ではもっとも優れていますが、その分建築コストは高くなります。

カーポートは柱と屋根のみで作られ、屋根は2本から4本の柱で支えられています。既製品も多く出回っており、後付けも可能なぶん、建築コスト的にはお得といえます。しかし建物とは別に専用の土地が必要になるため、都内では難しく、どうしてもカーポートが欲しい場合は、広い敷地が選べる郊外を選択する必要があります。

オープンガレージは、住宅の一部を駐車場の屋根や壁にしているものです。しかしインナーガレージと違い、完全に壁で覆われているわけではありません。

せっかく注文住宅を建てるのであれば、駐車場の確保は考えておきたいもの。土地に制約の多い都内では、後からガレージを付けることが難しくなります。一度作れば、駐車場代金を払い続ける必要がないため、駐車場はプランに入れておくのが安心です。

「建物とは別の場所に駐車場を作るのは敷地的に難しい、しかしインナーガレージでは予算がかかりすぎる」

そんな都会で愛車と暮らすために、オープンガレージはちょうどいい選択肢なのではないでしょうか。

オープンガレージのメリット

デザインと実用性のある「オープンガレージ」のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

愛車を雨や直射日光から守れる

完全に四方を囲めるインナーガレージほどではありませんが、屋根のあるオープンガレージは、雨や直射日光による劣化から車を守ることが可能です。また暑い夏には紫外線から車を守り、直射日光による車内温度の上昇も抑えられます。

コストが安い

シャッターの付いたインナーガレージと比較すると、オープンガレージは建築費や維持費の面でお得です。また完全に囲われていないことから、排気ガスによる壁の汚れも気になりにくく、メンテナンスのコストも省けます。

乗り降りや荷物の運び入れが快適

なんといっても一番のメリットは、天気に左右されず乗り降りがスムーズにできる点でしょう。屋根があり玄関が近いことで、雨の日に荷物が多くても自分のペースで荷下ろしができます。

とくに小さなお子さんのいるご家庭では、お子さんと荷物を雨に濡らさず乗り降りができるのは大きなメリットの1つ。玄関に近く、移動の負担が軽くなると、日々の小さなストレスから開放されますね。

外観のデザインが建物と調和する

オープンガレージは住宅の外観の一部を使用するため、住宅の設計段階からガレージを組み込めます。道路側から見たときに、統一感や高級感が出るようなデザインにできるのは、デザインにこだわりたい方にとって嬉しいポイントではないでしょうか。

都内の狭い土地でも駐車場を持てる

土地の大きさや制限によっては、家の敷地内に駐車場を設けられないこともあります。とくに都内の狭い土地の場合、駐車場スペースを設置するくらいなら住居スペースを広くしたいという考えもお持ちの方も多いでしょう。かといって都内の月極駐車場は高額で、住宅からも距離があることがほとんどです。

オープンガレージはこのような悩みを解消します。住宅の1階部分にオープンガレージを取り込めば駐車スペースの確保が可能に。

構造上、問題ないのかと不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。確かに車が置けるほどの広い間口が必要になるため、耐震性の高い工法で作られている必要があります。

オープンガレージのデメリット

インナーガレージよりも費用が抑えられ、カーポートよりも土地を有効利用しやすいオープンガレージですが、使う人によっては、デメリットに感じられる部分もあります。

ガレージの高さが確保しにくい

軒下部分をガレージとして利用する場合、軒の高さを通常のままにしてしまうと、ガレージの高さが思ったよりも低くなってしまう場合があります。現在の車で問題ないと思っていても、家族構成の変化などにより車高の高い車への乗り換えが必要になるかもしれません。

そのようなケースも考えた上で、あらかじめ住宅1階部分の高さを高めにしておくなどの配慮も必要です。

1階の居住スペースが狭くなる

住宅の1階に駐車スペースを設置した場合、当然1階の居住スペースが削られます。そのぶん居住スペースを2階や3階に移し、屋上を活用するなど間取りに工夫が必要です。

室内の日当たりが悪くなる

オープンガレージのある側の窓から日光が入らず、1階部分は日当たりが悪くなることがあります。住宅の南側は、日光をより室内に入れるため窓を多く配置していることがほとんどです。オープンガレージを設ける場合もできるだけ、ガレージは北側に配置し、南からの採光を確保するなど、設計上の工夫が必要になります。

後悔しないオープンガレージの選び方

オープンガレージは後付けするのが難しく、新築のタイミングだからこそできるものです。そして1度作ったら、幅や高さの変更はできないため、建て替えが必要になります。

家族構成や年代の変化によって、車を乗り換えることがあります。あらかじめどのような車を何台停める可能性があるのかを検討しておきましょう。お子さんが成人し自分の車を持つようになるのも、あっという間かもしれません。

地震に強い工法を選ぶ

耐震面や住空間として優れている代表的な工法は、次の3つです。

  • ・在来工法/木造軸組工法(耐震性:★★)
  • ・ツーバイフォー(2×4)/木造枠組壁工法(耐震性:★★★)
  • ・SE構法/木造ラーメン工法(耐震性:★★★)

 

SE構法のように地震にも強い工法であれば、ハイクオリティな品質とデザイン性の高い空間、どちらも手に入れることが可能です。

※地震に強い工法について、詳しくは以下のページをご覧ください
地震に強い家の特徴を知る|家族の安心とこだわり、2つのポリシーを貫く最適解は?

施工事例が豊富なハウスメーカーを選ぶ

ハウスメーカーであれば、建物全体の統一感を重視し、エクステリアなども含めたトータルコーディネートで提案してもらえます。しかも施工事例が多いので安心です。これまでの豊富な経験から、さまざまな要望にも応えてくれるでしょう。

都内でも愛車と暮らせる、オープンガレージの家

信頼の強度を誇るSE構法で建てた「Modula」だから叶う、広々としたオープンガレージの邸宅をご紹介いたします。

【実例1】風の通り抜ける開放的なオープンガレージ

敷地形状を最大限に活かして個性を際立たせたオープンガレージの住宅。所々に開口のあるデザインの外壁だから、排気ガスがこもる心配もありません。

オープンガレージの上には広々としたバルコニー。たくさんの植物を育てたりイスとテーブルを置いてティータイムをしたり、日常に癒しを与える優雅な空間となっています。
実績ギャラリー|Modula駒沢大学

【実例2】高さのある空間が魅力のオープンガレージ

高さのある広々としたオープンガレージの邸宅です。

玄関から離れた位置にガレージを配置し、奥にも開口があるため、排気の匂いも気になりません。ダウンライトの灯りと室内の灯りが漏れる窓。帰宅して最初に目にするあたたかな灯り。夕食のいい香りが漂ってきそうですね。
実績ギャラリー|Modula奥沢

ガレージ上部には高い壁にプライバシーを守られたバルコニー。周囲の目を気にすることのない洗濯ものや布団干しのスペースとして活躍してくれます。

SE構法の家「Modula」なら都内でも駐車場付きの家が叶う!

「SE構法」は、自然災害が多い日本に居ながら、安心して暮らしていくために開発された木造構法です。木製の柱と梁を特殊な金物で一体化。水平力に耐えられるフレームを作ります。そのためガレージの開口部が大きく開いていても、耐震性を損なうことはありません。

※SE構法について、詳しくはこちらのページをご覧ください
Modula×SE構法:SE構法とは

SE構法ならば、イメージ通りのオープンガレージが実現できるでしょう。都内で、土地が狭いからと諦める必要はありません。

Modulaは、心から納得できる空間づくりをサポートします。

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