NEXTA MAGAZINE

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/ 2017.06.08

  • 家のこと
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長年にわたり愛されるシンプルモダンの外観

マイホームを購入する際、多くの人がデザイン性の高いおしゃれなつくりの家に憧れることでしょう。しかし、家は購入後何十年にもわたり生活の拠点となる場所。周囲から注目を集めるために奇をてらったつくりにすると、将来的に後悔することにもつながりかねません。長期にわたり飽きられることなく愛される家は、やはりシンプルなデザインのものがほとんどです。

家のデザインにも存在する流行り廃り

洋服やバッグに年代ごとの流行があるように、家にも色や素材、内装・外装のテイストなどのデザインに流行り廃りが存在します。家のデザインの流行は、数年から十数年単位で移り変わると言われており、家の外観のデザインを見ればおおよその建築時期がわかるほどです。

 

住宅においてよく見られる流行は、南国風・西洋風など外国の住宅を模したデザインです。住宅街を歩いていると、日本国内とは思えないデザインの街が建ち並ぶエリアがあったりしますが、そうした流行りを取り入れた建築がなされている証拠です。また、ここ数年は先進的で芸術性の高さを感じさせるデザインが流行しています。特に黒や白などのはっきりとした色を用いることが多く、外観はスタイリッシュながら中は過ごしやすいつくりの家が人気を集めています。

 

このように流行のスパンは比較的に長めですが、家のデザインにも例外なく流行り廃りが存在します。そのため、「今、流行っているから」と安易にデザインを選定してしまうと、数年ほど経過した際にその選択を悔やむことにもなりかねません。

流行のデザインには細心の注意が必要

流行のデザインにはやはり人気を集めるだけの理由があるため、家を建てるときにどんなものが流行っているのかをチェックすることは欠かすべきではありません。ただし、洋服と同じく流行はいつか終わるため、流行を重視しすぎたデザインは数年後には「時代遅れ」になってしまう可能性もあります。

 

家は洋服やバッグなどと比較にならないほど高額な商品でもあるため、その選択は慎重になるべきでしょう。流行のサイクルが洋服やバッグに比べて長いので見過ごしがちになりますが、マイホームを購入する際には担当者に流行りのデザインについての質問をすることをおすすめします。

 

特に派手な外観の家は建てた当初は多くの人から賞賛を集めるかもしれませんが、流行が過ぎ去るとただの「古臭い家」になってしまいます。また、派手なぶん劣化が目立つため、修繕の手間やお金が余計にかかる点もネックです。家のデザインを考えるときは、ただ流行に流されるのではなく、数十年後も愛着を持ち続けられるデザインを選ぶ必要があります。

長く愛されるのはシンプルモダンなつくり

何十年住んでも愛着を持ち続けられるのは、やはりシンプルでモダンなデザインの家と言えるでしょう。シンプルモダンなデザインは飽きがこず、万人受けするため、たとえ年月を経て流行や住む人の趣向が変わったとしても違和感を覚えることが少ない点が特徴です。全体は白やナチュラルカラーを基調とし、目立たない場所にのみビビッドカラーを使うなど、オーソドックスなデザインの中にこだわりをワンポイントで取り入れるとより愛着の持てる家になります。

 

また、長い年月が経っても魅力的な家は全体に統一感があることも重要なポイントです。各場所のデザインのテイストを合わせるのはもちろん、窓の大きさをそろえたり、屋根の形状や配色などをシンメトリーなデザインにしたりすると、統一感が生まれてシンプルでもスタイリッシュな印象を演出することができます。

 

家は“一生で一番大きな買い物”となり得ます。また、長い人生を送るうえでの拠点となる大切な場所です。家を買ったり、建てたりするときは、一時の流行に流されるのではなく「数十年後にも愛着を持ち続けていられるか」をよく考え、飽きのこないシンプルモダンなデザインのものを選ぶことをおすすめします。

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