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向島マンション建替えプロジェクト

隣接地権者と敷地を共同化することによって実現した分譲マンション

2011年に施行された「緊急輸送道路沿道建築物の耐震化条例」で指定された、特定緊急輸送道路沿いに建つ築43年の10階建マンションでした。
その後の調査の結果耐震不足が判明し、外壁だけでなく給排水の配管などの目に見えない部分の老朽化も激しいことから再生の検討を行いました。
 
検討をしていくなかでマンション単体では自己負担が大きくなってしまうことが分かりました。
そこで周辺木造戸建住宅4件と交渉を行い、マンション敷地に取り込むことで容積率を増やすことができました。このことから建替えによる床面積の増加が見込め、従前建物戸数58戸から90戸になり住民負担を大きく軽減することができました。
 
※容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合です。例えば容積率100%と指定された100㎡の敷地には、1階60㎡、2階40㎡、合計100㎡の建物が建築可能となります。