NEXTA MAGAZINE

NEXTA MAGAZINE

/ 2017.09.07

  • 土地のこと

生活に直結する居住エリアの交通の便

マイホームの購入において費用や機能性、デザイン、周辺環境など住む家そのものに意識が傾きがちですが、職場や学校へのアクセスなど交通の便も検討すべき要素です。電車やバスの利便性がいい立地はそれだけでストレスが少なく、移動の負担も軽減されます。ただ、都心部に近い土地は郊外に比べて地価が高い傾向にあるのでよく吟味する必要があるでしょう。今回のコラムでは、土地選定の際に意識すべき利便性について題材にしています。

いいに越したことはない住宅の利便性

人が生活を営むうえで常に考慮する必要があるのが移動です。どこに出かけるにしても多くの移動時間を費やすため、大きなターミナル駅や幹線道路沿いなどに家があるとそれだけで時間の節約にもなります。利便性は日常生活に直結するだけに、通勤や通学にかかる時間や電車やバスの本数、ラッシュ時間の混雑具合を考えたとき、やはり交通の便がいいに越したことはないでしょう。利便性がよければ移動が楽になり、心身ともに負担が少なくなるはずです。

 

電車やバスなどの交通機関の他には、最寄り駅から自宅までの距離も重要になります。「駅から自宅までの距離が徒歩20分ほどあるけど、家がすごく気に入ったから」と駅からの距離を考慮せずに家を購入してしまうと、暮らし始めてから立地の悪さを痛感することも珍しくありません。家選びの際には、最寄り駅の利便性は当然のこと、駅までの徒歩の時間を含めてトータルでどのくらいの移動時間がかかるのかを考えるべきでしょう。

議論の的となる都心と郊外の選択

特に都心部にあるオフィスに通う会社勤めの方であれば、職場まで近いところに家を構えたほうが、通勤が楽になることは明白です。そのため、都心の便利な家を選ぶのか、それとも広々とした敷地の郊外の家を選ぶのかは、土地選定をする際に議論の的となります。具体的に、都心の家と郊外の家にはどのような違いがあるのでしょうか。

都心と郊外には、それぞれにメリット・デメリットがあるものであり、「どちらが住まいにおいて最適な土地か?」と問われたとしたら、甲乙つけがたいと言えるでしょう。そのため、家族が何にプライオリティを置き、どんな家に住みたいのかに合わせた土地選定を行うことが大切です。

家族の生活に合わせた優先順位の選定を

駅から近く交通の便がいい土地は例外なく人気があり、また費用が高いことが特徴として挙げられます。リクルートの運営する不動産・住宅ポータルサイト「SUMMO」の2016年度路線別ランキング調査によると、東京の中心部を巡る環状線である山手線が1位に輝きました。大企業が集まる新橋、東京、品川までのアクセスも良好のうえ、休日も都心部へ移動負担なくアクセスできることで人気を集めている要因となっています。地価が高いとしても利便性を取る人が多いことが伺えるでしょう。

 

結局のところ、住まいの理想はそれぞれであり、「家族が生活をしていくうえで何を優先にしているか」を考慮したうえで土地選定を行うことが重要となります。もちろん、広い敷地に伸び伸びとした暮らしができれば素晴らしいことですが、そのために通勤・通学で疲弊してしまうのも生活のストレスになりかねません。家の機能や費用にこだわるのももちろん重要ですが、家族の暮らしに大きな影響を与える「居住エリアの交通の利便性」を考慮したうえで悔いのない土地選定をしましょう。

施工実績ギャラリー施工実績ギャラリー
クラブネクスタ登録フォーム
施工実績ギャラリー
PAGE TOP