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/ 2019.10.04

  • その他

物件見学の流れやチェックすべきポイントは?当日の流れやかかる時間なども解説

新築一戸建ての物件見学をする際は、単に「業者に物件見学の申込みをしておけばそれでいい」というわけではありません。せっかくの物件見学の機会をしっかりと活かすためには、物件見学の前に確認しておくことや当日の持ち物、チェックしておくべきポイントなどを理解しておきましょう。

物件見学のために準備しておくべきこと

まずは物件見学の前に確認しておくべきことや用意しておくべき持ち物についてみていきましょう。

 

物件見学の前に確認しておくべきこと

物件見学の前にまず確認しておくべきこととして挙げられるのは、家族が新居に対してどんな要望や希望を持っているのか、という点です。家族で意見を出しあって、物件見学の際に特に重視したいことや、新居に対して譲れない条件などがあれば、優先順位をつけたうえでメモなどにまとめておくのがおすすめです。

また、家電や家具の寸法チェックもしておくとよいでしょう。家具も家電もすべて買い替える予定であるというならこの確認は必要ありませんが、新居でも引き続き使用予定の家電・家具については必ず事前に寸法を測っておきましょう。この準備をしておくことで、新居に家具や家電が置けるか確認でき、家具配置のシミュレーションなどもやりやすくなります。

 

物件見学に必要な持ち物

物件見学に必要な持ち物としては、おもに以下のようなものが挙げられます。

*見学する物件の間取り図
*住居に関する要望などをまとめたメモ
*家電や家具の寸法メモ
*カメラ
*ペンとメモなどの筆記用具
*メジャー
*コンパス
*懐中電灯
*物件の周辺地図

それぞれの必要性についてご説明します。

 

*見学する物件の間取り図

物件見学において、見学する物件の間取り図は絶対に必要です。物件見学時にはこの間取り図に、家具配置のシミュレーションや物件の方角、その他気になることなどを書きこんでいきます。物件見学当日に業者が渡してくれることも多いですが、チラシやパンフレットに間取り図が載っていれば、それを拡大コピーして持参しましょう。

 

*住居に関する要望などをまとめたメモ

家族で意見を出し合い、住居に関する要望や譲れない点など優先順位をつけてまとめたメモを持参すると、その要望などに物件が対応できそうかどうかのチェックがはかどります。

 

*家電や家具の寸法メモ

新居でも引き続き使う家電や家具の寸法メモがあれば、物件見学で実際の物件の寸法と照らし合わせて、配置などのシミュレーションがしやすくなります。

 

*カメラ

カメラについてはスマホでも代用は可能ですが、できればスマホよりも広角で撮影できるきちんとしたデジカメがあれば理想的です。外観や室内などの写真を撮るのはもちろんのこと、物件周りや中を歩いて動画撮影をするのがおすすめです。

 

*ペンとメモなどの筆記用具

こちらについても、カメラと同様にスマホで代用できそうなイメージがありますが、気づいたことや気になることをササッと書くのには、やはりスマホだけでなくペンとメモがあったほうが便利です。特にペンは、物件の間取り図への書きこみにも使えますので必ず持って行きましょう。

 

*メジャー

メジャーは、家具や家電を配置できるスペースを確認したり、実際の室内の広さや高さを確認したりするために必要です。気をつけたいのは、100円で売っているメジャーなど、あまり安すぎるものを使わないことです。天井高や部屋の広さなどを実際に計測して確認するためには、5mぐらいの長さまで測れるある程度本格的なメジャーを使うのがおすすめです。メジャーは布製やビニール製のものではなく、薄い金属製で縦の計測もしやすいコンベックスタイプを選ぶようにしましょう。

 

*コンパス

コンパスは、物件の実際の方角を確かめるのに必要です。たとえば南向き物件といっても、物件によって真南向きなのか、やや南東向きなのか、やや南西向きなのか、という違いがありますので、方角についても正確な情報を知っておくことは重要です。ただし、方位磁石を別途購入する必要はなく、基本的にはスマホのコンパスアプリを使えばOKです。

 

*懐中電灯

懐中電灯は、どうしても必須のアイテムというわけではありませんが、床下や天井裏などの暗いところも見てみたいと思ったときなどにあると便利です。スマホライトを代用するという手もありますが、できれば小型でもいいので、遠くまでよく光が届くLED懐中電灯を別途用意しておくことをおすすめします。

 

*物件の周辺地図

物件の周辺地図があると、どんな施設があるのかパッと見ただけで分かるので実際の生活がイメージしやすいだけでなく、物件の周辺環境チェックの際に書きこみもできて便利です。もちろん地図はスマホでも代用可能ですが、できれば書きこみがすぐにその場でできるように、印刷した地図を用意することをおすすめします。

物件見学の当日の流れと見学時のチェックポイント

物件見学当日の流れ

物件見学当日は、予約していた見学時間に合わせて指定の場所まで行き、担当者の誘導にしたがって、物件の内外を見学していきます。まずは担当者が一通り間取りや設備などについての説明をしながら物件紹介をして、そのあと自由に見学できる時間をとってくれるという流れになるケースが多いです。

 

物件見学で絶対に見ておくべき5つのチェックポイント

新築一戸建ての物件見学では、できるかぎり見逃しがないようにするのが理想的ですので、見るところは非常に多いです。その中でも、絶対にチェックを忘れてはいけないポイントとして次の5つが挙げられます。

 

1. リビング

リビングは家族が集まってくつろぐ場だからこそ、特に快適性が求められます。
まずは、そこに家族全員が集まったとしても十分な広さがあるかどうかをイメージしてみましょう。もちろんこのイメージの中で、家具や家電の配置も想定しておく必要があります。

リビング階段がある場合、その階段が邪魔にならない位置にあるかどうかも、実際の生活での動きを想定しながらチェックしておくことが大切です。また、方角については、夏場を少しでも快適に過ごせるようになるために、西日が強く入ることのない方角であることが好ましいです。

 

2. キッチン

キッチンは何よりも使い勝手を重視してチェックしましょう。キッチン用品の収納スペースが十分確保できるか、冷蔵庫やレンジなどを配置したうえでの導線の利便性はどうか、といった点を考えましょう。調理家電使用のために、コンセントの位置もしっかりチェックしておきましょう。また、コンロやレンジフードなどはお手入れ・汚れ落としが簡単な仕様になっているものが好ましいです。

そしてもう1つ、これはキッチンでは見逃されがちなチェックポイントですが「1人が調理をしている間に、他の家族がその後ろを問題なく通れるだけのスペースの余裕があるかどうか」という点もチェックしておくことをおすすめします。人がすれ違える程度の広さがないと、家族が調理や配膳を手伝うなどといった共同作業に支障をきたしやすくなり、かなり不便を感じてしまいがちです。

 

3. 寝室

寝室は、ぐっすり眠って日々の疲れをとるための場所です。寝室が大通りに面していて、しかも遮音性があまりない、というような状況だと理想的な睡眠環境を得ることはできません。その物件の中ではなるべく静かに感じられる場所に寝室が配置されていること、複層ガラスなどである程度遮音ができるようになっていることなど、睡眠に関する何らかの配慮がある状態が望ましいです。

また、寝室の部屋全体の雰囲気も大切です。たとえば床や壁・天井の色が明るすぎる色や寒々しい色をしている状態は、寝室としてはあまり好ましくありません。寝室全体がやわらかく落ち着いた色合いでまとめられていることが好ましいといえます。

 

4. バスルーム

バスルームについては最新設備にこだわりたいという人も多いですが、まず重視したいのは、浴槽にきちんと脚を伸ばせるだけの広さがあるかどうかです。この広さがあるかないかだけでも、入浴時の快適性は格段に違ってきます。また、バスルームは日々のお手入れに手間がかかりがちな場所なので、床や鏡・排水溝などの掃除が楽にできるタイプのものがおすすめです。

 

5. 物件の周辺環境

物件の周辺環境については、必ずしも物件見学当日にやる必要はありませんが、せっかく見学に行くのなら、そのときに一度はやっておくのがおすすめです。近隣に飲食店や工場がある場合、その臭いは大丈夫なのか、商業施設がある場合は、夜遅くまでの営業でうるさく感じることはなさそうなのか、通学する道の安全性はどうか、などといった点をチェックしてみましょう。

そして、物件の周辺環境のチェックについては、本当にその物件の購入を本気で検討する段階に入ったら、物件見学当日のチェックだけで終わらせるのではなく、さらに時間や曜日を変えて複数回行うことを強くおすすめします。

平日と休日、日中と夜間で周辺の雰囲気や状況がガラッと変わってしまうケースも少なくないので、できるだけ幅広く周辺環境チェックをしておきましょう。自宅内なら、気に入らなくてもあとからリフォームで対応できる部分も多いですが、周辺環境は自分たちの努力で変えられるものではありません。この点をよく理解し、特に慎重かつ入念なチェックを心がけましょう。

まとめ:事前準備としっかりしたチェックで充実した物件見学を実現

新築一戸建ての物件見学は、手ぶらで何も考えずに行くだけでは、なかなか有意義なものにすることができません。せっかくの機会を最大限に活かすためには、事前に物件見学に役立つものを用意し、さらにチェックすべきポイントを忘れずに一つひとつチェックしていくことが大切です。今回ここでご説明したことを参考に、ぜひ事前準備と当日のチェックをしっかりと実施してください。

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